公益財団法人  数学オリンピック財団



平成20年度事業報告
(平成20年 4月 1日〜平成21年 3月31日)
JMO予選の実施

(1)予選実施方法、会場


平成21年1月12日(成人の日)13時〜16時、全国61会場で実施
対象は、高校生以下
募集要項、ポスター、財団通信等を主要な高校・中学と過去参加者があった学校に5月に郵送した。 応募受付は、5月1日から10月31日まで行った。

(2)参加者数


応募者数 1,833名(昨年より256名、16%増)、受験者数 1,726名
高校3年9名
中学3年33名
高校2年985名
中学2年12名
高校1年792名
中学1年1名
通信制1名

男 1,567名  女 266名
JJMO予選の実施

(1)予選実施方法、会場


平成21年1月12日(成人の日)13時〜16時、全国51会場で実施。
対象は、中学生以下。
募集要項、ポスター、財団通信等を主要な中学校と過去参加者があった学校に対し5月に郵送した。 応募受付は、5月1日から10月31日まで行った。

(2)参加者数


応募者数 1,008名(昨年より90名増、10%増)、受験者数 946名
中学3年353名
小学6年11名
中学2年335名
小学5年4名
中学1年303名
小学4年1名


小学3年1名
男 845名  女 163名

(3)地区表彰の実施


全国を応募者数を元にして15地区に分け、101名を選抜した。 表彰状と楯を各学校長に送り集会で表彰していただくように依頼した。
JMO本選の実施

(1)本選実施方法、会場


平成21年2月11日(建国記念の日)13時〜17時、全国8会場(札幌、東京、長野、富山、名古屋、大阪、広島、福岡)で実施

(2)参加者数


受験資格者101名(JMO予選合格者88名、予選免除者13名)のうち99名が参加した。
高校3年1名
中学3年7名
高校2年64名
中学2年1名
高校1年26名

男 95名  女 4名
JJMO本選の実施

(1)本選実施方法、会場


平成21年2月11日(建国記念の日)13時〜17時、全国8会場(札幌、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、鹿児島、那覇)で実施

(2)参加者数


予選通過者83名のうち、74名が受験した。
中学3年35名
中学2年25名
中学1年14名
男 72名  女 2名
日本代表選手に対する通信添削指導(4月〜6月)5回実施


IMO本番の模擬試験の形態で各回6題ずつ出題した。 本年から代表6名だけではなく、春合宿参加者で希望するものにも添削指導を行った。
第49回IMOスペイン大会参加(7/10〜7/23)金2、銀3、銅1 国別順位11位


役員6名、選手6名参加(高校3年2名、高校2年4名)
夏季セミナーの実施(8月24日〜30日:山梨県清里)

(1)研修への参加者


参加生徒数:36名
高校3年8名
中学3年4名
高校2年13名
中学2年4名
高校1年6名
中学1年1名
男31名、 女5名

(2)参加生徒の選抜方法


第18回JMO本選入賞者及び一般公募の応募者(論文提出)から選抜した。 特に女性枠を昨年から設けて論文審査の結果5名を登用した。

(3)取組の実施体制


理事長及び専務理事の指揮の下に、チューターの中で指名された2名がオーガナイザーとなり準備から合宿研修期間を通して運営管理をした。 特別講師として、外部から3名の大学教授を招待して講義を頂いた。 また、チューター17名の指導の下、班に分かれて数学書を講読した。
問題選定会議(JCIMO委員会)の実施


(10月〜11月の週末ごとに7回実施)
APMOに参加(2009年3月10日:9時〜13時  会場:東京、神戸)


29名参加。代表10名(高校3年1名、高校2年8名、中学3年1名)
10 春の合宿、表彰式、記念講演会の実施(2009年3月25日〜31日)

(1)合宿参加生徒


高校2年16名
中学3年2名
高校1年3名
中学2年3名


中学1年1名
男25名

(2)実施体制


理事長及び専務理事の指揮の下、チューター20名が指導にあたった。

(3)実施内容


IMOコンテスト本番と同じ形式の試験4回(各回4時間半、各3問の記述式問題)と講義及び演習を5回(各回2〜3時間)実施した。

(4)表彰式


2009年3月30日(月)13時30分〜14時30分、国立オリンピック記念青少年総合センターにてJMO,APMO国内大会、JJMOの表彰式を行った。 表彰者は、JMO21名、APMO10名、JJMO11名である。 また、文部科学省科学技術・学術政策局基盤政策課長川端和明氏にお祝辞をいただいた。

(5)記念講演会


2009年3月30日(月)15時〜15時40分、IMO AdvisoryBoardChairPersonのJozsef.Pelikan氏から、「国際数学オリンピックの発祥と今後の展望」という演題で特別講演をしていただいた。
11 機関誌の発行 財団通信 No.35(5/1) No.36(9/1)


No35では、国内大会の結果を、No36では国際大会の結果を中心に作成し、約30,000部を印刷して、全国の高等学校約1,600校、中学校約700校及び受験応募者等に配布してPRに務めた。
12 先進的科学技術学習用カリキュラム新教材の発行

・ 高校生用教材「math OLYMPIAN」年3回発行


No.40(4月) No.41(7月) No.42(10月)

・ 中学生用教材「JUNIOR math OLYMPIAN」年3回発行


No.16(4月)  No.17(7月) No.18(10月)
13 役員会等の実施

(1)理事会・評議員会


平成20年 5月31日(土)

評議員会13時30分〜14時30分

理事会14時40分〜15時40分

(内容)平成19年度事業報告、決算報告、役員改選等
平成21年 3月14日(土)

評議員会13時30分〜14時30分

理事会14時40分〜15時40分

(内容)平成21年度事業計画、収支予算等

(2)JCIMO委員会


平成20年 4月 6日(日)

13時30分〜14時30分

(内容)IMOスペイン大会日本代表団の決定等
14 その他

(1)ポスターの作成



JMO用A3版3,000部A4版17,500部

JJMO用A3版1,000部A4版20,000部

(2)パンフレットの作成 本年度からPR用に作成した。(3,000部)