公益財団法人 数学オリンピック財団
1.JMO予選の実施 |
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(1)予選実施方法、会場 | ||||||||||||||||||||
2018年(平成30年)1月8日(成人の日)に、全国75会場にて予選大会を実施した。
4,088名(高校生4,024名、中学生55名、その他9名)の生徒が参加し、13時から16時の3時間で12問の 問題に挑戦した。
今年も5月に、募集要項、財団通信、9月に財団通信を、全国の主要な高等学校と過去3年間応募者のいた学校、及び、前年度の個人申込者に郵送した。
更に、11月には高校生用教材「math OLYMPIAN」を、応募者全員と一括申込があった学校に送付した。 応募受付は、6月1日から10月31日まで行った。 |
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(2)参加者数及び合格者 | ||||||||||||||||||||
応募者数は4,415名(昨年比279名増)であり、受験者のうち、229名(予選免除者1名を含む)がJMO本選に進んだ(内、中学生は17名)。
予選応募校は、高校558校、中学校40校で、小学校が1校あった。学年別応募人数は以下の通りである。
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(3)地区表彰の実施 | ||||||||||||||||||||
16地区(JJMOは15地区)で、Aランクと合わせて応募者の1割程度を表彰した。
Aランク賞受賞者には賞状と楯を、地区表彰受賞者には賞状を学校宛に贈った。 なお、Aランク者228名、地区表彰者249名であった。 |
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2.JJMO予選の実施 |
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(1)予選実施方法、会場 | ||||||||||||||||||||
2018年(平成30年)1月8日(成人の日)に、全国の67会場で予選大会を実施した。
3,006名(中学生2,999名、小学生7名)の生徒が参加して、13時から16時の3時間で12問の問題に挑戦した。 JMOと同様に、5月に募集要項、財団通信、9月に財団通信を、全国の主要な中学校と、過去3年間応募者のいた学校、及び、前年度の個人申込者に郵送した。 更に、11月には中学生用教材「JUNIOR math OLYMPIAN」を、応募者全員と一括申込があった学校に送付した。 応募受付は、JMOと同じ期間で行った。 |
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(2)参加者数及び合格者 | ||||||||||||||||||||
応募者数は3,242名(昨年比108名の増)で、104名がJJMO本選に進んだ。
予選応募校は、中学校362校、小学校9校で、学年別応募人数は以下の通りである。
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(3)地区表彰の実施 | ||||||||||||||||||||
15地区(JMOは16地区)で、応募者の1割程度を目安にし、333名を表彰した。
表彰状を各学校長に送り、全校集会等で表彰していただくように依頼した。 |
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3.JMO本選の実施 |
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(1)本選実施方法、会場 | ||||||||||||||||||||
2018年(平成30年)2月11日(建国記念の日)に本選大会を全国15会場(札幌、弘前、秋田、山形、東京、新潟、富山、福井、名古屋、大阪、岡山、広島、松山、福岡、宮崎)で実施した。 | ||||||||||||||||||||
(2)参加者数 | ||||||||||||||||||||
JMO予選合格者228名と予選免除者1名のうち、216名が本選大会に参加し、13時から17時の4時間で5問の問題に挑戦した。 参加生徒の学年別人数は、以下の通りである。( )の内数は、女子の人数。
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4.JJMO本選の実施 |
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(1)本選実施方法、会場 | ||||||||||||||||||||
2018年(平成30年)2月11日(建国記念の日)に、全国10会場(札幌、東京、富山、名古屋、大阪、岡山、広島、高松、福岡、宮崎)で実施した。 | ||||||||||||||||||||
(2)参加者数 | ||||||||||||||||||||
JJMO予選合格者104名のうち101名が本選大会に参加し、13時から17時の4時間で5問の問題に挑戦した。 参加生徒の学年別人数は、以下の通りである。( )の内数は女子の人数。
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5.日本代表選手に対する強化合宿・通信添削指導(4月〜6月) ★IMO関係 |
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(1)研修等の実施日程、会場(方法) | ||||||||||||||||||||
2017年5月5日から5月7日に、国立オリンピック記念青少年総合センターで強化合宿を行うとともに、4月から6月の間に4回の通信添削指導を行った。 |
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(2)研修等の取組への参加者 | ||||||||||||||||||||
①強化合宿参加対象者
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②通信教育参加対象者
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(3)研修等の参加者選抜方法 | ||||||||||||||||||||
第58回IMOブラジル大会の日本代表選手を集めて強化合宿を行うとともに、JMO・JJMOの春の合宿参加者22名の中の希望者13名に通信教育を行った。 |
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(4)研修等の実施体制 | ||||||||||||||||||||
理事長および常務理事の指揮のもとに、JCIMO委員会指名チューターが中心となって、指導者、出題者、添削者等を決定した。 |
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(5)研修等の実施内容(実施プログラム) | ||||||||||||||||||||
各国際大会と同じ時間配分で、同程度の問題を出題して解答させ、解説を行った。 |
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(6)研修等の講師の選抜方法 | ||||||||||||||||||||
理事長の指揮のもとに、強化合宿では、JCIMO委員会指名のチューター6名を、通信教育については9名のチューターを選抜して、問題の作成・添削等を行い、指導に当たった。 |
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★EGMO関係 |
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(1)研修等の実施日程、会場(方法) | ||||||||||||||||||||
2018年3月20日から3月22日に、国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて強化合宿を行うとともに、1月と2月に2回の通信添削指導を行った。 |
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(2)研修等の取組への参加者 | ||||||||||||||||||||
①強化合宿参加対象者
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②通信教育参加対象者
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(3)研修等の参加者選抜方法 | ||||||||||||||||||||
第7回EGMOイタリア大会の日本代表選手4名を集めて強化合宿を行うとともに、通信教育を行った。 |
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(4)研修等の実施体制 | ||||||||||||||||||||
理事長の指揮のもとに、JCIMO委員会指名のチューターが中心となって、指導者、出題者、添削者等を決定した。 |
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(5)研修等の実施内容(実施プログラム) | ||||||||||||||||||||
例年の国際大会と同じ時間配分で、同程度の問題を出題して解答させ、解説を行った。 |
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(6)研修等の講師の選抜方法 | ||||||||||||||||||||
理事長の指揮のもとに、強化合宿では、JCIMO委員会指名のチューター4名が通信教育については4名のチューターを選抜して、問題の作成・添削等を行い、指導に当たった。 |
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6.代表選手直前学習会の実施 |
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(1)IMO関係 | ||||||||||||||||||||
①研修等取組の実施日程、会場(方法)
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②研修等の取組への参加者
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③研修等取組の実施内容(実施プログラム) 大会参加当日、理事長の指導のもと、JCIMO委員会指名のチューター2名が、試験問題への取り組み方、答案の書き方、心構え等を、IMO通信添削(第4回)の解答・解説を行いながら指導に当たった。 また、副団長から大会参加に当たっての諸注意を行った。 |
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(2)EGMO関係 | ||||||||||||||||||||
①研修等取組の実施日程、会場(方法)
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②研修等の取組への参加者
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③研修等取組の実施内容(実施プログラム) 大会参加当日、理事長の指導のもと、今回の団長およびオブザーバーのチューター3名が、試験問題への取り組み方、答案の書き方、心構え等を指導した。 また、副団長から大会参加に当たっての諸注意を行った。 |
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7.国際大会への参加 |
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(1)第58回IMOブラジル大会(7/12〜7/23) | ||||||||||||||||||||
役員6名、選手6名 (高校3年4名、高校2年2名:全員男子)が参加し、金メダル2、銀メダル2、銅メダル2を獲得した。 なお、大会全体の受賞者数は、615名中、金メダルが48名、銀メダルが90名、銅メダルが153名であった。 国別成績では、日本は111ヶ国・地域中、第6位であった。 |
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(2)第6回EGMOスイス大会(4/6〜4/12) | ||||||||||||||||||||
役員5名、選手4名(高校3年1名、高校2年3名)が参加した。選手4名全員が銅メダルを獲得した。 なお、大会全体の受賞者数は、168名中、金メダルが16名、銀メダルが27名、銅メダルが43名、優秀賞が44名であった。 国別成績で、日本は43ヶ国・地域中、第21位であった。 |
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(3)第30回APMO (3/13) | ||||||||||||||||||||
2018年の3月、太平洋を挟んで西側各国は3月13日(第2火曜日)、東側の各国はその前日に、同時にコンテストを4時間で実施した。 この結果は、主催国(メキシコ)でまとめられて、5月に各国へ送付される。 なお、2017年のAPMOは、39ヶ国・地域から353名が参加し、日本選手の成績は金賞1、銀賞2、銅賞4、優秀賞3を受賞した。国別成績は4位であった。また、全体の受賞者数は、金賞17、銀賞42、銅賞91、優秀賞129であった。 因みに、2016年のAPMOは、36ヶ国・地域から230名が参加し、日本の成績は金賞1、銀賞2、銅賞4、優秀賞3を受賞し、国別成績は6位であった。 |
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8.夏季セミナーの実施 |
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(1)実施時期及び場所 | ||||||||||||||||||||
2017年8月20日(日)〜26日(土)山梨県・清里高原(ヴィラ千ヶ滝) | ||||||||||||||||||||
(2)研修への参加者 | ||||||||||||||||||||
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(3)参加生徒の選抜方法 | ||||||||||||||||||||
第27回JMOの本選入賞者、第16回JJMOで代表選考合宿(春の合宿)参加者、第6回EGMO日本代表選手の中で参加を希望する者、及び、一般公募の応募者から選抜した。因みに、一般公募からは11名が選抜された。 | ||||||||||||||||||||
(4)取組の実施体制 | ||||||||||||||||||||
理事長及び専務理事の指揮の下に、JCIMO委員会で指名されたチューターの中の2名がオーガナイザーと副オーガナイザーとなり、準備から合宿研修期間を通して運営管理をした。講師として、外部から2名の大学の准教授を招待して講義を頂いた。 また、IMOメダリストのOB、OG等、チューター14名の指導の下、9班に分かれて数学書を講読した。 |
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9.問題調整会議の実施 |
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9月〜11月の週末ごとに、問題選定の会議を10回実施した。 | ||||||||||||||||||||
10.第30回APMO第14回国内大会の実施 |
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(1)実施日時及び会場 | ||||||||||||||||||||
2018年3月13日(火)9時〜13時 東京、名古屋、大阪の3会場で実施した。 | ||||||||||||||||||||
(2)参加生徒:32名(男子29名、女子3名) | ||||||||||||||||||||
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(3)日本代表選手:10名 | ||||||||||||||||||||
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(注)学年は、2018年3月現在。 | ||||||||||||||||||||
11.代表選考合宿(春の合宿)及び表彰式 |
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(1)実施時期及び会場:2018年3月22日(木)〜27日(火) 国立オリンピック記念青少年総合センターで実施 | ||||||||||||||||||||
(2)合宿参加生徒:27名(男子26名、女子1名) | ||||||||||||||||||||
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(3)実施体制 | ||||||||||||||||||||
理事長の指揮の下、チューター20名が指導にあたった。 | ||||||||||||||||||||
(4)実施内容 | ||||||||||||||||||||
IMOコンテスト本番と同じ形式の試験4回(各回4時間半・3問の記述式問題)と講義1回、演習2回(各回2〜3時間)実施した。 | ||||||||||||||||||||
(5)表彰式 | ||||||||||||||||||||
2018年3月26日(月)15時00分〜16時30分で、JMO、APMO国内大会、及び、JJMOの表彰式を行った。表彰者は、JMO24名、APMO10名、JJMO11名であった。 来賓として、文部科学省 科学技術・学術政策局人材政策課 高見佑奈氏にご出席いただき、課長からのご祝辞を代読していただいた。 |
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12.機関誌・新教材の発行 |
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(1)財団通信:財団通信:No.53 (5/1)、No.54 (9/19) | ||||||||||||||||||||
No.53では国内大会の結果を、No.54では国際大会の結果を中心にそれぞれ27,000部、35,000部を作成し、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の共通事務により、全国の高等学校約2,100校、中学校約760校、中高一貫校約320校、中等教育学校約40校、教育委員会関係約230ヶ所、等に配布してPRに務めた。 | ||||||||||||||||||||
(2)先進的科学技術学習用カリキュラム新教材の発行(年1回発行) | ||||||||||||||||||||
①高校生用教材「math OLYMPIAN」 No.65 (10月)4,700部 ②中学生用教材「JUNIOR math OLYMPIAN」 No. 41(10月)3,600部 |
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13.役員会等の実施 |
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(1)理事会・評議員会 | ||||||||||||||||||||
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(2)JCIMO委員会 | ||||||||||||||||||||
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14.その他 |
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(1) ポスター(2018年用)の作成 | ||||||||||||||||||||
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(2)パンフレットの作成 | ||||||||||||||||||||
2018版を、PR用として500部作成した。 |