公益財団法人  数学オリンピック財団



第53回2012年 国際数学オリンピック(IMO)アルゼンチン大会

◆参加報告
  第53回国際数学オリンピック(International Mathematical Olympiad = IMO)は7月4日から18日までアルゼンチンのマル・デル・プラタで開催された。
  参加各国の団長達は、選手団よりも一足早く、7月4日にマル・デル・プラタ入りして大会の準備に努め、8日には選手団が次々と到着、翌9日に開会式が行われた。日本選手は、チョンマゲ姿で日本紹介のパフォーマンスを行い、会場から大きな拍手を受けた。
  コンテストは10日、11日に一斉に行われ、コンテスト後には選手たちは地元を観光しつつ国際交流に努めた。成績は以下のように、銀メダル4個、銅メダル1個、優秀賞1を獲得した。国別の総合成績は17位であった。

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日本代表選手の成績
メダル 氏 名 学 校 名 学年
小松  大樹 栄光学園高等学校 高3
北村  拓真 灘高等学校 高3
村井  翔悟 開成高等学校 高3
野村  建斗 筑波大学附属駒場高等学校 高1
宮本  大輔 灘高等学校 高1
優秀賞  林   興養 静岡県立浜松北高等学校 高3


IMOアルゼンチン大会 日本代表団の役員
団長 伊藤 雄二 慶応大学名誉教授
副団長 淺井 康明 財団法人数学オリンピック財団
オブザーバーA 藤田 岳彦 中央大学理工学部教授
滝聞 太基 東京大学理学部数学科3年
保坂 和宏 東京大学理学部数学科3年
オブザーバーB 田崎 慶子 財団法人数学オリンピック財団


☆IMO選手たちの声
各選手に、①アルゼンチン(マル・デル・プラタ)の印象 ②宿舎について ③コンテストについて ④外国選手との交流 ⑤観光での印象 ⑥今回のIMO全体の感想 についての感想を書いてもらいました。 (アルファベット順)

林  興養  選手
アルゼンチンは外の気温は低かったが、思ったほど寒くはなかった。マル・デル・プラタは高い建物が結構多く、交通量は多すぎもせず少なくもなかった。ホテルから見える大西洋はきれいでとても印象的だった。
宿舎は高級ホテルで快適だった。食事はバイキング制だった。肉料理やパン、デザートなどの種類が豊富だった。
 試験ではミスをしないこと、時間内に解かなければならないこと、すべてを含めてすべてが実力不足だった。日本代表の責任を果たすことができなかったことを深く反省している。
ホテルのSUM ROOM(多目的室)では、様々なゲーム(チェス、SET、Go、ジグゾーパズル、テーブルサッカー、卓球、Wiiなど)を遊ぶことができ、台湾の選手とタッグを組んで卓球のダブルスの試合をしたりした。他にも、ビーチサッカーなど、他国の選手と組んで行うゲームをいろいろと楽しんだ。しかし、思ったことをうまく英語で伝えることができないことが多く、自分の英語力不足を痛感した。
ブエノスアイレスではタンゴを踊っている様子が見られて新鮮だった
今回、自分はIMOで多くの貴重な体験をすることができた。財団の方々や家族、学校の先生、これまで支援してくださったすべての人に感謝の気持ちを忘れないようにしたい。

北村  拓真  選手
冬ということもあり寒かったです。会場となったマル・デル・プラタは海に面していて、ビーチから見た大西洋がとてもきれいだったので、入らずにはいられませんでした。また、街中やいたるところにスペイン語があふれていたのが新鮮でした。
大会中はずっとホテル プロビンシャルに宿泊していました。5ツ星ということもあり過ごしやすかったです。また、“SUM ROOM”というボードゲームやロデオにジグソーパズルなどが置かれた部屋が用意され、交流が行いやすかったです。
コンテストはホテルの大部屋で行われました。全体としてはJPNにとってやや難しめだった印象です。易しめの4を完答できず、そのせいで銀(メダル)となってしまったのがとても悔やまれます。
上の“SUM ROOM”で主に交流していました。英語力のなさがネックになりましたがそれでもベネズエラやプエルトリコの代表と“Mathematical Odyssey”というイベントに参加したり、他の国とビーチサッカーをしたり、とても楽しかったです。あと、財団の人が用意してくれたサムライのカツラが海外の人に人気でした。
今回が3回目かつ最後のIMOで、結果がどうであれ楽しもうと参加しました。銀メダルという結果はすごく心残りですが、コンテスト中も交流も今までの大会で一番楽しめました。

小松  大樹  選手
Mar del Plata は「銀の海」という名の通り、海に面した綺麗な町でした。印象に残ったのは、路上に犬がたくさんいて、人々は犬に非常に寛容だったことです。IMO閉会式の直前、すべてのコンテスタントで集合写真を撮ったときも、目の前で犬が寝ていたのに誰もどかしませんでした。
僕にとって最初で最後のIMOは、ひたすら気が動転して終わりました。1、4番は手数が多いけれど簡単でしたが、逆に、2、5番は半ページで証明が完結する「思いつき」重視の問題で、それが解けなかった僕はたくさんの手数を使って証明を試みました。しかし、叶わず、3、6番に手をつける前に時間が切れました。しかし、優秀なCoordinatorさん達のおかげで、2、5番で5、6点を獲ることができ、それを聞いたとき、僕は飛び跳ねて喜びました。本当にありがとうございました。
IMOには、SUM ROOM という遊び場があって、JPN teamは基本的にそこで交流しました。しかし、英語がうまくなくて、なかなか思うほどの交流はできませんでした。Mathematical Odyssey 、Beach Soccer Contest などの運動系の大会にも参加し、そこで外国のContestantの運動神経のよさに驚きました。また、“Mathlinks”というサイトで知り合った友人が数多く参加していて、彼らと直接会って、コンテストについて感想を述べあったり、お土産を交換したりしたのは楽しかったです。外国の選手たちは本当にさまざまな人たちがいて、英語が通じなかったり、試験前に握手を求めてきたり、サッカーが異常にうまかったり、オーストラリア出身なのになぜか折り紙がうまかったりで、様々な刺激を受けました。
前に述べたように、今回が僕にとって最初で最後のIMOでした。何もわからず戸惑うばかりでしたが、このような楽しく刺激的な経験をさせて頂いたのは、オブザーバーとして同行して下さった財団の方々、Coordinatorの方々、JPN team の仲間たち、外国選手の友人たち、ガイドのMiyukiさん、そしてこのIMOに関わったすべての人々のお陰です。本当に、本当に、本当にありがとうございました。
IMOに関わったみなさん、特にJMOチームのガイドのMiyukiさんや団長やObserver Aの保坂さん,滝聞さん,藤田先生、副団長,Observer Bの田崎さん、本当にありがとうございました。今後、またObserver などでIMOに関われたらなとおもいます。

宮本  大輔  選手
アルゼンチンは冬だったので寒かったですが、日本の冬ほどではありませんでした。主にSUM ROOMという多目的教室にいたので、あまり外部の状況は見ていないのですが、ブエノスアイレスは落ち着いた感じの北部とがやがやした南部があり、大阪みたいな感じでした。マル・デル・プラタは閑散期にもかかわらず、人がたくさんいて、お店が多く、信号が個性的でした。アルゼンチンでは、SALID(出口)という文字がいたる所に見られ、アルゼンチン人は出ることばかり考えるマイナス思考の人種なのかと思いましたが、そんなことはなかったです。
宿舎は5ツ星でとてもきれいでした。しかし、風呂がすべりやすく、シャワーが動かなかったり、エレベーターの液晶がこわれていて、泊ってから扉が開くまでには10秒かかったり、問題点のような所もありました。毎日、そうじをしてくれていたのはありがたかったです。しかし、掃除の時間中、村井さんと野村君は部屋に入れませんでした。階段が独特で、ぼくはグルコサミン階段と呼んでいました。
悪かったです。自分の実力が低いことを知りました。もっと勉強をして、来年も参加して、倍の点数をとることを目標にします。一日目の試験でマスコットを持っていったら二日目にとなりのチェコ人もマスコットを持ってきていて、僕の影響かどうか分かりませんが、はやってよかったです。銅賞だったのですが、メダルが金の色をしていました。
英語が僕はあまり使えないので、外国人の質問に適当に返していたら、「NO!!」といわれることがしばしばありました。たくさんの人とtable soccer をやったり、文化交流をしたりしましたが、客室内で日本だけで遊ぶこともありました。イタリア人がBeach Soccer をすっぽかしたせいで、自分と北村さんがやることになり、北村さんはとても頑張っていましたがボロ負けしました。でも楽しかったです。
Recreation では水族館にいきました。日本とは違い、上から見る屋外水族館で魚類が少なかったです。アシカショーという名のおっさんのスペイン語トークショーがありました。昼がおいしかったです。
肉をたくさん食べて元気になることができました。食事がおいしかったです。今回のIMOは違反行為をした選手がいたらしく、荷物チェックが厳しかったです。とても楽しく、運営してくれたアルゼンチンの方々、コンテストで翻訳をしてくれたり、自分のことを手伝ってくれた日本の方々に感謝します。ありがとうございました。

村井  翔悟  選手
アルゼンチンは、この季節 冬なのでとても寒かったです。そのため体調を崩してしまうことが何度かありました。Mar del Plata ではIMO選手が開会式の会場まで街中を行進して移動できたなど、IMOが広く認知され、歓迎されているようでした。ただ、アルゼンチンの公用語はスペイン語で、基本的にスペイン語しか通用せず、IMOの人までスペイン語で説明してくることもあり、少し困りました。
宿舎はMar del Plataの市内の中心部にあるホテルで、部屋は広く快適でした。また、「SUM ROOM」という部屋にさまざまなゲームがあり、ゲームで遊んだり交流したりできました。IMO主催のサッカー大会などもありました。しかし、基本的にホテルで活動することが想定されていて、飲料水がほとんど支給されませんでした。食事は良かったのですが、とにかく肉が多く(しかもバイキングなのに肉の量の最小単位が大きく)大変なこともありました。
コンテストは、ホテル内の大部屋で行われたので、移動はとても楽でした。十分解きうる問題だった2、4が解けずに悔しかったです。特に、2は数行で簡単に示せることを知り、それを解いたら金メダルだったため、とても残念です。しかし、6で思ったよりよい点がもらえたこともあり、何とか銀メダルは取ることができました。
交流では、SUM ROOM でテーブルサッカー、SETなどのゲームをしたり、折り紙などを渡したりして交流しました。折り紙は手裏剣などが好評で、折り方を他国の人に教えたりしました。
観光はIMOのスケジュールではAquariumに行きました。想像していた水族館とは全く違い、ほとんど屋外でとても寒くて大変でした。
今年のIMOは「お祭り」といった感じでした。コンテストについては心残りな点もあるものの全体的に最後のIMOとして悔いのないものになったお思います。
最後に、財団の方々、コーディネーターの方々、ガイドのMiyukiさんをはじめとして、今回のIMOを支えて下さった皆様、本当にありがとうございました。

野村  建斗  選手
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港を最初に降りた時に思ったのは、寒いということです。マル・デル・プラタはブエノスアイレスより南にあるので、さらに寒かったです。印象的だったのは、街中の道が基本的に一方通行なのと、信号機が黄色く塗ってあることでした。海辺のきれいな街でした。
Hotel Provincial は海沿いの広くてきれいな良いホテルでした。部屋も十分に広く、2人部屋に3人寝ることができました。食事は甘いもの、肉、生野菜に大きく分かれており、それぞれが美味しかったです。また、SUM ROOM という部屋があり、いろいろなボードゲームやカードゲームがあったので、外国選手と交流することができました。クロワッサンがとても甘かったです。
Day 1は2番に苦手な不等式が出たため、1完しかできませんでした。Day 2は4番と5番を解くことができたのが良かったです。22点で銀メダルでした。点数を取ってくれた団長団の方々には感謝しています。
Beach Football の大会があり、イタリアやコートジボワールの選手とチームを作って参加しました。また、メキシコや香港とも遊びました。英語力がなく、各国の選手と十分にコミュニケーションがとれなかったことを後悔しています。もし、来年以降IMOに参加できる機会があれば、英語を身につけて行こうと思います。
観光でいったスーパーマーケットでは、様々な肉やパスタが安い値段で売っていたのに驚きました。水族館では昼食のChiken & Potato がとてもおいしかったです。イルカショーではぶるさがっているボールにイルカではなくイルカの鼻先にのったおじさんが触ったのがすごかったです。
初めてのIMO、初めての海外でしたが、周囲の親切な日本選手やガイドさん、外国選手やスタッフのおかげで楽しい1週間を過ごすことができました。とてもワンダフルでエキサイティングでした。ガイドのMiyukiさん、スタッフの皆さん、自分の稚拙な英語でも交流してくれた外国選手の皆さん、そして自分の読みにくい答案から点数を取っうございました。できれば来年も参加したいです。


☆第53回IMOアルゼンチン大会印象記
団長  伊藤  雄二
  IMOの歴史は半世紀を越しているが、南半球で開催されるのは、今度が3回目、アルゼンチンでの開催は2度目である。丁度15年前の38回大会の時も、団長として参加したので、筆者にとっても2度目のアルゼンチン訪問になった。開催地も前の時と同じで、首都ブエノスアイレスから南へ、約400キロほど離れた、避暑地として有名なマルデルプラタである。この時期は、当地は冬なので、閑散としており、気温もかなり低くて寒かった。 日本から見て、ちょうど地球の裏側にあたるところで、3回も飛行機を乗り換え、乗り継ぎの時間を合わせると行きは約50時間、帰りも45時間ほど、ベッドに横になって睡眠をとることが出来ないという強行軍であった。
  国際的に知られたアルゼンチン出身の数学者は数少ないので、問題選定責任者や採点調整会議の主催国側スタッフなどを揃えるのは、大変なのではないかと想像していたが、その辺のことを熟知しているベテランたち(その中には、東欧系の数学者がかなり多い)や、ほかの南米諸国からの助っ人たちが数多く手伝いに来ていて、大会の運営は、スムーズに進められた。 各国団長から構成されるJury Meeting のChairpersonは、38回大会と同様に、アルゼンチン出身でアメリカのテキサス州立大学の教授であるCaffarelli氏であった。5年ほど前から、Jury Meetingの進行方針などが、かなりはっきりと確立され、38回大会の頃とは、ずいぶん違っているので、Caffarelli氏も最初は、かなり戸惑われたようだが、すぐに慣れて、問題選定、採点基準の採択などは、近年のやり方に従って手際よく行われた。ただ、例年とは違って、中間的な難しさの問題とされる問題2、問題5の少なくとも1題は、やや難しめにしたほうが、本当に優秀な生徒(金メタル候補者)を選び出すのに適しているという意見が、いくつかの国の団長から出され、その意見が通って、問題2、問題5とも例年よりやや難しいと思われる問題が採択された。
  今年の日本チームは、金賞受賞者がなく、銀賞4名、銅賞1名、優秀賞1名で参加国中17位といういささか残念な結果に終わったが、問題2、5が思ったより難しかったということが響いたと思われる。易しい筈の問題4も案外点が取りにくかったことも金賞なしという結果に影響したようである。同じようなことが、英国、ドイツ、イタリア、ハンガリー、スエーデンなどでも起こったようで、西欧諸国の中で、トップの成績だった英国が22位であったことを考えると、日本チームの成績もそんなに悲観しなくとも良いのではなかろうか。 なお、大会期間中は、東京の冬の天気と同様に風が冷たく肌寒いものの、穏やかな天気の中で過ごすことができた。選手達は、ホテルでの自由時間でのゲームやエクスカーションでの観光、閉会式後のパーティーなどで、記念品を交換し合い、他国の選手との交流を深めていた。 選手達がこのIMOでの経験を未来に生かしていくと同時に、互いに切磋琢磨し研究を深めることに繋がれば素晴らしいことであると思っている。

☆2012IMOアルゼンチン大会に参加して
副団長  淺井  康明
  2012年の第53回IMOは、アルゼンチンのマル・デル・プラタで行われた。アルゼンチンはブラジルに並び、明治時代から南米の移民の地であり、どんな国なのかを知る意味でもこの大会は楽しみの大会であった。
  マル・デル・プタラは、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから南へ約400kmの大西洋に面した海辺の街で、夏は国内はもとよりヨーロッパ各国からも多くの観光客が訪れるアルゼンチンの避暑地である。大会が行われたこの7月は、アルゼンチンはちょうど冬の季節で、マル・デル・プタラの街は静かな佇まいを見せていたが、開会式会場に向けて街中を行進していくと、通りに面する店々から多くの人が顔を出し、応援の歓声を上げ盛り上がっていた。
  IMOが南アメリカで開催されるのは、15年前にアルゼンチンで開かれて以来2回目の開催であり、前回と同じ街のマル・デル・プラタで開催されたこともあって、大会の準備、宿泊施設等、大きな問題もなくスムーズに運営されていた。
  大会は、マル・デル・プラタの海岸沿いのエルミタージュホテルを本部とし、生徒達はNH Hotel Provincialに宿泊して行われた。開会式はRadio City theatreで行われたが、コンテスト会場は生徒達が宿泊したホテルの2階の大会議室で行われたため、移動の負担は全くなかった。
  コンテストに関しては、金メダルが期待された選手もいたが、銀メダル4個、銅メダル1個、優秀賞1個、国別順位が17位という結果に終わったことは少し残念であった。ただ、アルゼンチンは日本からちょうど地球の真裏にあたり、開催地までの旅程に前後約2日間ずつ必要という日本から非常に遠くて、12時間という時差もある過酷な条件の中で、選手達はよく頑張ったと言えよう。 しかし、同じような条件の中で、今回、中国やアメリカを抜いて、韓国が国別1位に躍り出たことは驚嘆する出来事であった。今年も、タイやシンガポール、イランなどが上位に顔を出しており、発展途上の国々の教育への情熱を感じた。




◆国際順位       (参加国100ケ国、548名)
順位
 1 韓国
 2 中国
 3 アメリカ
 4 ロシア
 5 カナダ、タイ
 7 シンガポール
 8 イラン
 9 ベトナム
10 ルーマニア
11 インド
12 北朝鮮、トルコ
14 台湾
15 セルビア
16 ペルー
17 日本
18 ポーランド
19 ブルガリア、ブラジル、ウクライナ
22 イギリス、オランダ
24 ベラルーシ
25 クロアチア
金メダル 51人、  銀メダル  88人、   銅メダル   138人

開催国の Web Site は、下記の通りです。
http://oma.org.ar/imo2012/


◆参加者の写真

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恒例の人文字 マル・デル・プラタの街中で 日本選手団
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開会式 国際交流 食卓を囲んで