数学オリンピック財団 公益財団法人  数学オリンピック財団

 日本数学オリンピック (Japan Mathematical Olympiad:略称 JMO) は、国際数学オリンピック (IMO : International Mathematical Olympiad) へ参加する日本代表選手を選ぶため、日本国内で行う数学コンテストです。 JMO には毎年多くの高校・中(小)学生が参加しております。
 JMO のコンテストには、予選とそれに続く本選があります。予選は、1月(成人の日)に各都道府県1ヶ所以上の試験会場で実施され、成績順に約200名を A ランク(予選合格)者、A ランク者を含めて上位50%までを B ランク者、それ以下を C ランク者と定めています。A ランク者、B ランク者には、特別選抜入学試験制度等への特典があります。
 続いて、A ランク者を対象に本選が2月(建国記念の日)に行われ、約20名が JMO の受賞者に決定されます。優勝者には川井杯、さらに成績順に金・銀・銅のメダルならびに優秀賞が授与されます。この受賞者(高等学校2年生以下)が IMO の日本代表選手候補として3月の代表選考合宿に参加し、そこでのテストの結果等に基づいて日本代表選手6名が選ばれます。
 通常はこのような選考方法に基づいて実施していますが、この方法で実施できない事態が生じた場合には選考方法や合格人数を変更することもあります。

 詳しくは、下記の募集要項を参照してください。
 なお、JMO で出題された過去の予選問題・本選問題、および IMO で出題された過去の問題は、このウェブサイトのそれぞれのページに掲載していますので参考にしてください(問題の解答はついていません)。 問題の解答や解説については、下記の参考書案内で多数の解説書を紹介しています。 また、JMO 応募者には冊子『math OLYMPIAN』が送付され、その中にはいろいろな問題がついていますので、勉強の良い手助けとして活用してください。

JMO の概要








JMO 募集要項


第33回日本数学オリンピック(JMO)
(第64回国際数学オリンピック日本代表選手選抜試験)
(募集は終了しました)
 第64回国際数学オリンピック 日本大会(2023年7月開催予定)の日本代表選手候補を選抜する第33回 JMO を行います。また、ヨーロッパ女子数学オリンピック(EGMO)一次選抜試験合格者に対する日本代表選手最終選抜試験も兼ねています。

JMO 予選は会場実施を予定しております。

応募資格 2023年1月時点で大学教育(またはそれに相当する教育)を受けていない20歳未満の者。
但し、IMO 代表資格は、日本国籍を有する高校2年生以下の者とします。
試験内容 前提とする知識は、世界各国の高校程度で、整数問題、幾何、組合せ、式変形等の問題が題材となります。(微積分、確率統計、行列は範囲外です。)
受験料 4,000円(納付した受験料は返金いたしません。)
申込者には、当財団発行の冊子『math OLYMPIAN』2022年度版を送付します。 
申込方法 応募期間外(8月31日以前ならびに11月1日以降)の応募は無効です。
① 個人申込:2022年9月1日〜10月31日の間に、ゆうちょ銀行の青色の「払込取扱票」 に下記事項を楷書で記入し、窓口で受験料をお振込みください。くれぐれも記入漏れにご注意ください。
・口座番号 00170-7-556492
・加入者名 (公財)数学オリンピック財団
・通 信 欄  学校名、学年、生年月日、性別、住所都道府県
・払込人欄 郵便番号、住所、氏名(フリガナ)、電話番号
② 学校一括申込(JMO 5名以上)2022年9月1日〜9月30日の間に申し込んで下さい。
一括申込の場合、4,000円から以下のように割り引きます。
5人以上 20人未満 1人    500円引き
20人以上 50人未満 1人 1,000円引き
50人以上
1人 1,500円引き
 一括登録申込み用紙一括申込用紙の記入の仕方 を用意しましたのでご利用下さい。
 作成されたファイルは、電子メールに添付してメールアドレス「apply@imojp.org」へ送信して下さい。

 受験料については、学校に送付している専用の振込用紙を用いて、ゆうちょ銀行から振込んでください。
 ★ JMO 5名未満の応募は、個人申し込みをしてください。
 ★ JMO と JJMO の人数を合算した割引はなくなりました。
〜〜〜 選抜方法と選抜日程及び予定会場 〜〜〜

☆ 日本数学オリンピック(JMO)予選
日  時 2023年 1月9日(月:成人の日) 午後1:00〜4:00
受 験 地 各都道府県の設置会場(下の表をご覧ください)。
選抜方法 3時間で12問の解答のみを記す筆記試験を行います。
結果発表 2月上旬までに、成績順にAランク、Bランク、Cランクとして結果サイトで発表します。
Aランク者は、当財団ホームページ等に掲載し、「Aランク賞」として表彰します。
地区表彰 財団で定めた地区割りで、全応募者の上位約1割に入るBランク者を、地区別に表彰します。

☆ 日本数学オリンピック(JMO)本選
日  時 2023年 2月11日(土:建国記念の日) 午後1:00〜5:00
選抜方法 予選Aランク者に対して、4時間で5問の記述式筆記試験を行います。
結果発表 2月下旬、JMO 受賞者(上位20名前後)を発表し、「代表選考合宿」に招待します。
表  彰 「代表選考合宿」期間中に JMO 受賞者の表彰式を予定しています。優勝者には、川井杯を授与します。また、受賞者には、賞状・副賞等を授与します。
☆ 国際数学オリンピック(IMO)日本代表選考合宿
日  時 3月下旬の予定
代表決定 「代表選考合宿」後に、IMO 日本代表選手候補6名を決定します。
第33回 JMO 予選会場(予定)

<2022年7月31日現在>

受験会場
北海道地区 札幌 旭川 釧路 函館
東北 地区 青森 弘前 盛岡 仙台 秋田
福島 山形 米沢

関東 地区 水戸 鹿嶋 真岡 前橋 千葉
さいたま 東京 横浜

甲信越地区 甲府 長野 上田 諏訪 新潟
上越



北陸 地区 富山 金沢 福井 七尾
東海 地区 浜松 静岡 名古屋 岐阜
近畿 地区 大津 京都 福知山 大阪
神戸 奈良 和歌山

中国・四国地区 鳥取 米子 出雲 岡山 広島
徳山 徳島 高松 松山 高知
九州・沖縄地区 福岡 小倉 佐賀 長崎 熊本
大分 宮崎 鹿児島 沖縄
  (注意)会場は、今後追加・変更の可能性がありますので、
    随時HPでご確認ください。
    真岡会場は真岡市周辺の生徒に限ります。
    なお、応募締切後の受験希望地の変更は、原則としてできません。
〜〜〜  特 典  〜〜〜
 成績優秀者は、大学の特別推薦入試などでの特典を利用することができます(会場での試験実施時)。詳しくは、特別推薦入試を実施している大学へお問い合わせください。

今後、試験実施に関する注意事項等は、当財団ホームページ(https://www.imojp.org/)に順次掲載していきますので、必ずご確認ください。
不正行為を行った場合、全ての資格をはく奪するとともに業務妨害として通報いたします。

◆ 個人情報の取り扱いについて
  (公財)数学オリンピック財団、及び、本大会の特別協賛機関である科学技術振興機構は、応募に際して記載されている申込者、及び、その保護者の個人情報を、適切な管理のもとに日本数学オリンピック、国際数学オリンピックの実施、及び、本事業に関する広報活動のために利用することができるものとします。
  また、日本数学オリンピックの各選抜段階、及び、関連するセミナーやイベントにおいて撮影される写真、映像、並びに、同大会で選考された代表候補者、及び、国際数学オリンピック参加者の氏名と学校名及び学年は、本事業の広報目的のために公表されることがありますので、あらかじめご承知おきください。

(公財)数学オリンピック財団
TEL 03-5272-9790
FAX 03-5272-9791


JMO の予選・本選・地区別表彰の記録


過去に出題された問題(予選・本選・代表選考合宿


日本数学オリンピックの問題
予選:毎年1月中旬実施
本選:毎年2月11日実施
代表選考合宿:毎年3月下旬実施

参考書案内(JMO用)


  1. 数学オリンピック 2016-2020(2020年12月発行)
    • 数学オリンピック財団 監修、日本評論社 発行
    • 内容:2016年から2020年までの JMO 予選・本選、IMO の全問題(解答付)および IMO における日本選手の成績が載っています。毎年、その年までの5年間の全問題を収めた版が出版されています。
  2. 数学オリンピック事典 —問題と解法—(2001年9月発行)
    • 数学オリンピック財団 編集、朝倉書店 発行
    • 内容:国際数学オリンピック(IMO)の第1回(1960年)から第40回(2000年)までの全問題と解答、 日本数学オリンピック(JMO)の1989年から2000年までの全問題と解答、およびアメリカ、ソ連等 の数学オリンピックに関する問題と解答の集大成です。
  3. めざせ、数学オリンピック
    • 組合せ論 パーフェクト・マスター(2019年1月発行)
    • 代数・解析 パーフェクト・マスター(2017年5月発行)
    • 初等整数 パーフェクト・マスター(2016年5月発行)
    • 平面幾何 パーフェクト・マスター(2015年2月発行)
    • 鈴木晋一 編著、日本評論社 発行
    • 内容:日本をはじめ、世界中の数学オリンピックの過去問から精選した良問を、基礎から中級・上級に分類して提供する問題集です。
  4. 獲得金メダル!国際数学オリンピック — メダリストが教える解き方と技—(2011年11月発行)
    • 小林一章 監修、朝倉書店 発行
    • 内容:本書は、IMO 日本代表選手に対して直前合宿で使用された教材をもとに、JMO や IMO に出題された難問の根底にある基本的な考え方や解法を、IMO の日本代表の OB 達が解説した参考書です。
  5. シリーズ 数学オリンピックへの道
    • 数学オリンピックへの道1:組合せ論の精選102問(2010年3月発行)
    • 数学オリンピックへの道2:三角法の精選103問(2010年3月発行)
    • 数学オリンピックへの道3:数論の精選104問(2010年4月発行)
    • 小林一章・鈴木晋一 監訳、朝倉書店 発行
    • 内容:本シリーズは、アメリカ合衆国の国際数学オリンピックチーム選手団を選抜するために開催される数学オリンピック夏期合宿プログラム(MOSP)において演習と選抜試験に用いられた問題から精選した問題集です。
  6. シリーズ 数学の世界
    • 幾何の世界 
      鈴木晋一 著、朝倉書店 発行(2005年7月発行)
    • 数学オリンピック教室 
      野口廣 著、朝倉書店 発行(2005年1月発行)
    • ゼロからわかる数学 
      戸川美郎 著、朝倉書店 発行(2001年6月発行)
    • 内容:JMO 予選の入門書です。


 
ページの最新更新日 2022年11月1日