公益財団法人
数学オリンピック財団
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第60回 国際数学オリンピック(IMO2019 イギリス大会) 写 真 速 報
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2019年7月23日
(速報期間:7月13日〜23日)
第60回 国際数学オリンピック(IMO2019)は、2019年7月11日から22日まで(選手たちは7月15日から7月22日まで)イギリスの Bath(バース。
イングランド西部、サマセットにある単一自治体で、その名前の通り(?)温泉で著名なイングランド有数の観光地)で開催されました。
7月23日 帰国、文科省表敬訪問
今朝5時過ぎ、ほぼ定刻通り、IMOイギリス大会から無事に帰国しました。
11時30分から、文部科学省を表敬訪問しました。
柴山文部科学大臣より、メダリスト6人に一人ずつ表彰状が授与され、大臣との記念撮影ならびに懇談が行われました。
懇談では、各自の自己紹介の後、今回の大会の感想を述べました。また、大臣からの質問にもIMO日本代表として堂々、かつ個性豊かに応えていました。
表敬訪問でIMO2019の全ての行事が終わり、6人のメダリストたちはIMO期間中に深めた友情や絆に名残りは尽きず、別れを惜しみながらもそれぞれの家族のもとに帰宅の途につきました。
出題された問題
プレスリリース
7月21日 表彰式
日本のコンテスタント全員、メダルを獲得しました!!!
表彰式は、7月21日、現地時間15:00から開始。壇上でそれぞれ金・銀・銅のメダルを授与されました。
6人のコンテスタント達の喜びの表情をご覧ください。
日本から応援してくださった皆様、本当に本当にありがとうございました。
明日7月22日は、朝9:40発のJL42便でヒースロー空港から羽田に向かいます。帰国後、文科省を表敬訪問します。
表彰式当日の午前中はフリータイム。
日本のコンテスタントたちは、朝食後、恒例の「IMO」人文字を完成させました。この「IMO」人文字、一見簡単そうに見えますが、組むのに意外と体力と技術が必要なんです。人文字の後は、家族や学校の友人等へのお土産を買うためにバース市街のスーパーに出かけました。みんな、お土産選びがとても楽しそうでした。
7月20日 全員メダル獲得!
IMO最終ジュリーミーティングが当初よりも1日早まり、結果が出ました。
日本代表6人全員がメダルを獲得しました! 詳細は
こちら をご覧ください。
7月19日 コーディネーション2日目、エクスカーション2日目
エクスカーションの後、各国のコンテスタントが日本チームの寮の談話室に集まってきてカードゲームを楽しみました。
一方、コーデネーションも順調に進み、藤田団長からコンテスタント達へ労いの言葉をいただき、お互いに拍手で健闘を讃えあいました。また、この日初めて、日本チームの役員とコンテスタントが全員集合し、集合写真を撮りました。
コーデネーションも2日目です。メダル等の最終結果は、全ての国がコーデネーションを終えて点数が確定してから、最終ジュリーミーティングで確定します。写真は、今日2日目のコーデネーションの様子です。
コンテスタント達は雨の中、ストーンヘンジを観光しました。EGMOイギリス代表の町野有夏さんと一緒に写真を撮りました。
エクスカーション2日目は、イングランドが誇る世界遺産 ストーンヘンジ! コンテスタント達は、朝8時にバスで出発しました。エクスカーションの昼食はランチパック。ランチパックのサンドイッチは数種類から選べます。
残念ながら天気は曇り時々雨。雨が強くならないことを願うばかりです。
さて、役員側はコーデネーション2日目。こちらも、より高得点が得られますように!!!
7月18日 コーディネーション始まる、バース市内観光
コンテスト2日間が無事に終了し、いよいよコーディネーションが始まりました。コーディネーションとは、IMO本部のコーディネーターと日本チームの団長およびコーディネーターの間で答案を精査し、点数を確定させる重要な協議です。日本チームの最初のコーディネーション(問題1)は現地時間18日午前9:30から行われました。
さて、今日からコンテスタント達は楽しいエクスカーションや国際交流が始まります。国際交流を通して互いの文化を知り理解しあうこともIMOの大きな目的の一つです。
6人のコンテスタント達は日本チームのガイドさんの案内でバースの市内観光に出かけました。バースは街全体がユネスコ世界遺産に登録されています。また、バース (Bath) という市の名前は、古代ローマ人が温泉施設を建築したことに由来するといわれています。今日は、まさにその史跡「ローマン・バス」を訪ねました。
おやつには、イギリスの国民食「フィッシュアンドチップス」もいただきました。夕食後には、大学の芝生の広場で色々な国のメンバーとフリスビーも楽しみました。
7月17日 コンテスト2日目
IMO本部から支給された透明パックに筆記用具を入れ、コンテスト会場入口でチェックを受けて入室します。筆記用具以外に、飲料・お菓子・小さなマスコットも持ち込みできます。
コンテスト2日目も4時間半で3問を解答します。
7月16日 コンテスト1日目
コンテストの1日目です。
コンテストは朝8:30から午後13:00までの4時間半で、3問を解答します。
7月15日 開会式
今日は、午後15:30から Forum Theatre Bath において開会式が行われました。
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7月14日 ヒースロー空港からバース大学へ
長いフライトでしたが、無事、ヒースロー空港に到着しました。
バースまでのバスを待つ間、ミャンマーチームと写真を撮りました。
そして、やっとバースに着きました。全員 元気です。
宿泊施設はバース大学のドミトリーです。オリンピックセンターのA棟とD棟の中間設備で、各部屋にトイレ、シャワーが付いた個室で快適です。
明日15日は開会式です。
7月13日 結団式・直前学習会
イギリスに出発する前日の夜、羽田空港国際線旅客ターミナルTIAT待合室「冨士」において結団式を行いました。
自己紹介や競技規則の確認などを行って結団式を終えたのち、引率チューターたちの指導により直前学習会を行い、通信添削問題の解説や解答の検討などを行いました。
翌14日深夜1:55発のJL41便でロンドンのヒースロー空港へ出発しました。団長団(団長とオブザーバーA)は7月10日に一足先に出発しています。
写真をクリックすると大きいサイズになります。
日本代表選手
早川 睦海 |
宮崎県立宮崎西高等学校 |
3年 |
宮崎県 |
平石 雄大 |
海陽中等教育学校 |
5年 |
広島県 |
兒玉 太陽 |
海陽中等教育学校 |
6年 |
静岡県 |
坂本 平蔵 |
筑波大学附属高等学校 |
3年 |
東京都 |
宿田 彩斗 |
開成高等学校 |
2年 |
埼玉県 |
渡辺 直希 |
広島大学附属高等学校 |
2年 |
広島県 |
(学年は2019年4月現在、アルファベット順) |
日本選手団
団 長 |
藤田 岳彦 |
数オリ財団専務理事 |
副団長(選手引率) |
田﨑 慶子 |
数オリ財団事務局次長 |
オブザーバーA |
前田 吉昭 |
数オリ財団評議員 |
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藏田 力丸 |
IMO2016選手 |
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村上 聡梧 |
IMO2016選手 |
オブザーバーB |
淺井 康明 |
数オリ財団IMO2023事務長 |
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井上 卓哉 |
IMO2014,2015,2016選手 |
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(数オリ財団 = (公財)数学オリンピック財団) |
大会日程
2019年7月10日(水) |
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団長団出発 |
13日(土) |
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選手団出発 |
15日(月) |
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開会式 |
16日(火) |
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コンテスト(1日目) |
17日(水) |
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コンテスト(2日目) |
18日(木) |
〜20日(土) |
国際交流・観光 |
21日(日) |
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閉会式 |
23日(火) |
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帰国 |
IMO2019 公式サイト(英語)