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 アジア太平洋数学オリンピック APMO 概要

 アジア太平洋数学オリンピック(APMO: The Asian Pacific Mathematics Olympiad)は1989年に始まりました。APMO の目的は、対象がアジア太平洋地区の国々に限定されていることを除けば IMO のそれとほとんど同じです。
 APMO の競技は、南北アメリカ地区の参加国は3月の第2月曜日の午後に、西太平洋およびアジア地区の参加国は3月の第2火曜日の午前にインターネット上で実施されます。メンバー国として承認された国だけが参加できます。日本の参加は2005年の第17回大会からです。

 APMO の競技では4時間で5問を解きます。授賞の基準は次の通りです:
  • 受賞者は (n+1)/2 人以下とする。n は選手総数。同点者がいたときは数を増やす。
  • 金メダルは m+σ 点以上、銀メダルは m+(σ/3) 点以上、銅メダルは m-(σ/3) 点以上とする。m は平均点、σ は全選手の得点の標準偏差。
  • ある特定の参加国に対しては、金メダルはたかだか1人、金+銀メダルはたかだか3人、金+銀+銅メダルはたかだか7人とする。
  • メダル受賞者以外の選手で、ある種の条件(年によって変わる。例えば、1問以上を完全に解いた場合(7点)とか、少なくとも2問以上に5点か6点を獲得した場合)を満たした者には、Hornorable Mention が授与される。
APMO のメンバー国<https://www.apmo-official.org/countries>へリンクします。

APMO 日本代表選手と成績(2005年〜)

日本代表選手と成績(2005年〜)

過去のAPMOで出題された問題

 各年のAPMOで出題された問題の日本語訳です。
年度問題 年度問題
362024問題 352023問題
342022問題 332021問題
322020問題 312019問題
302018問題 292017問題
282016問題 272015問題
262014問題 252013問題
242012問題 232011問題
222010問題 212009問題
202008問題 192007問題
182006問題 172005問題


ページの最新更新日 2023年7月19日